「グリピカ」の仕組み
「グリピカロボ(ポンプ)」でグリストラップ内の廃油や水を吸収し、そのポンプ内で「グリピカサララ(専用の石鹸化ケミカル剤)」を混ぜ、グリピカロボで強力に
ミキシングすることで、鹸化反応(加水分解)をおこし石鹸水を作ります。それを再度グリストラップ槽内に排出します。この繰り返しだけで、みるみるうちにグリストラップ槽内の廃油が無くなり、
石鹸水に変化します。この石鹼水が排水管を流れることで管内の油脂を除去し、排水管の詰まりにもはたらきかけます。
一般的な洗浄との違い
一般的な洗浄では、洗浄剤を入れても油と水が分離したまま排水されるため、排水管に油脂やカルシウムが付着して閉塞したり、悪臭の原因になったりします。 石鹸化せずに水と油が分離された状態で下水道へ流すので、環境汚染などにもつながります。
石鹸化衛生工法「グリピカ」では、油を吸引し、処理剤を加えることで石鹸水に変えます。単なる乳化ではなく鹸化され、石鹸水となるため、元の水と油に戻ることがありません。 そのため、油を産業廃棄物処理する必要がなく、産業廃棄物処分に際してのC2排出量の削減にも貢献します。 水と空気の両方に対して環境負荷をかけません。